出産レポ①|破水から誕生まで。「幸せだなぁ」と何度も思えた一日。
7月20日。
出産前日。
実は、ずっと楽しみにしていた地元の同級生との「お祭りごっこパーティー」がありました。
子どもたちも、大人も合わせて30人ほど集まって、
射的をしたり、
くじ引きをしたり、
ピンポン玉すくいをしたり。
子どもたちは走り回り、
大人は笑い、
ひなたも、みゆも、本当にいい表情で楽しんでいて。
その姿を見ているだけで幸せでした。
そして何より、
みんながお腹をなでながら
「頑張ってね。」
「もうすぐ会えるね。」
そう声をかけてくれる。
その時間が、とても温かくて。
「この子は、生まれる前からこんなにもたくさんの人に愛されているんだ。」
そう思いました。
そして同時に、
「あぁ、私もこんなに愛されているんだ。」笑
そんなことまで感じられた夜でした。
気づけば23時。
最後まで遊び尽くして帰宅(笑)
まさか、その数時間後に出産が始まるなんて思ってもいませんでした♡
朝6時。
「なんだかトイレに行きたいな。」
そんな感覚で起きました。
でも、いつもの感じとは少し違う。
「念のため産褥ショーツに替えておこう。」
そう思った瞬間。
シャーーーーーー。
「あ、破水した(笑)」
パパはちょうどサッカーの決勝を観ていて、
「破水したかも!病院行こう〜!」
まだ入院バッグも完成していなかったので(笑)
とりあえず目についたものをバッグへ。
そして、
なぜか目に入ったペンのペットシーツも一緒に車へ。
これが大正解でした(笑)
車に乗った瞬間、
大量破水。
本当にプール状態(笑)
「ペットシーツ持ってきてよかったーーー!」
と心の中で何度も思いました(笑)
病院へ着くと、
なんと待っていてくれたのは…
みゆを出産した時にお世話になった助産師さんたち。
しかも、私が本気で
「助産師さんになりたい。」
と思って、看護学校の資料を問い合わせたぐらい。笑
大好きな3人でした。
「久場さんーーー!!」
「久しぶりーー!!」
その笑顔を見た瞬間、
不安が一気になくなりました。
「あぁ、この人たちがいるなら大丈夫。」
そう思えたんです。
頭の位置を見ながら抱き枕を持ってきてくれたり、
仙腸関節の痛みにホットパックを準備してくれたり、
リハビリの相談までしてくれたり…。
本当に至れり尽くせり。
でも、その3人は夜勤明け。
朝には帰ってしまうことに。
「7時までに産みたい!!(後30分笑)」
なんて密かに思っていたけれど…
そんな願いとは裏腹に、
陣痛は遠のいていきました(笑)
その日は夕方まで8分間隔くらい。
痛みも8分に1回だし、全然平気!!!笑
先生からは、
「明日、促進剤かな〜。」
なんて言われていました。
「これは今日じゃないな。」
そう思った私は…
なんと病室で最後のお仕事(笑)
「産む前に全部仕上げたーーーい♡」
そう決めて、夜7時頃、無事すべて完了。
「よし、これで安心。」
そんな気持ちで、今日が最後の大きなお腹か〜と
最後の妊婦さんを感じようと思いながら、夜を迎えました。
ところが。
21時頃。
「あれ?」
「ちょっと痛いかも?」
そこから少しずつ陣痛が始まりました。
四つ這いになったり、あぐらで呼吸をしたり痛みを逃がす。
ピラティスや身体の知識を総動員(笑)
そして夜10時頃。
「子どもたち、呼ぶ?」
助産師さんと相談して、みゆとひなたへ電話。
「夜なら起こさないで〜。5時くらいなら行く〜。」
なんともマイペースな返事(笑)
結局、助産師さんとも「赤ちゃんのタイミングに任せよう。」
ということになりました。
夜中2時ぐらいに徐々に痛みが強くなって、誰かに横にいて欲しい〜
そんな痛み方になってきたのでパパに連絡して向かってもらいました!!
2時半ごろパパが到着。
不思議なもので、安心した瞬間から、
陣痛は一気に強くなりました。
坐骨の間を押してもらったり、背中さすってもらったり!
「こう踵使って、踏み込むといいよね〜」
妊娠中に二人で話していたことを、
そのまま実践してみたり、わすれちゃったり笑
担当してくださった助産師さんは、
最後まで本当に穏やかでした。
「上手〜。」
「そうそう。」
「今は1mmずつ、下に下ろす感じね。」
その声かけが、本当に分かりやすい。
身体の中で、
赤ちゃんが少しずつ降りてくる感覚が、
自分でもはっきり分かりました。
助産師さんの手は、
どこを支えてくれているのか分からないくらい不思議なのに、
その手があるだけで安心できる。
「お願いだから離れないで〜!」
と心の中で何度も思っていました(笑)
「次の陣痛かな。その次くらいで赤ちゃん産まれるかな。」
そう言われて、
「え?もう!?本当!?」
その瞬間から、
痛みなんてどうでもよくなりました(笑)
最後の時間を楽しみたい。
そんな気持ちになったのは初めてでした。
頭がくるっと回る感覚。
するっと出てくる感覚。
「下見てみて。」
と言われて見た瞬間、
彩葉が生まれました。
へその緒に包まれた小さな身体。
水の中から聞こえるような小さな声。
そして、大きな産声。
すぐに抱っこさせてもらいました。
小さくて。
ふわふわで。
なんて愛おしいんだろう。
本当に幸せでした。
途中、
助産師さんたちが小さな声で、
「すごく上手なお産だね。」
「見ていて気持ちいいね。」
と話しているのが聞こえてきました。
「いや、私は痛いんですけど!(笑)」
と思いながらも、
少し嬉しかった(笑)
出血もとっても少なくて
「こんな出血少ないお産初めてよ〜!」
「すごい上手だね〜!!」
「これは産後も、回復すごく安定すると思う」
嬉しい言葉がいっぱい聞けて、妊娠中の工夫がこんなに
楽しいお産(痛いけど、、、笑)になるんだ〜って。
産後の疲れもほとんどなく、
最後まで本当に穏やかなお産でした。
そして何より嬉しかったのは、
助産師さんが最後に
「やりたいお産、できた?」
と、
私の気持ちを一番に聞いてくれたことでした。
私は心から、
「最高でした。」
そう答えました。
痛かった。もちろん痛かった(笑)
でも、それ以上に、
楽しかった。
感動した。
幸せだった。
そんなお産でした。
今回のお産を迎えられたのは、
妊娠中ずっと支えてくれた、パパさんのおかげです。
身体のことも。
家のことも。
子どもたちのことも。
いつも隣で支えてくれました。
だから私は、
安心してこの日を迎えることができました。
改めて、
「この人と出会えて、本当によかった。」
そんな気持ちでいっぱいになりました。
2026年7月21日。
この日は、
命が生まれた日であり、
感謝と愛にあふれた一日でした。
そして私はきっと、この日の幸せを、一生忘れません。