エックスサーバー利用者が今できること|WordPressを守る7つの確認ポイント
PHPの脆弱性や不正アクセスのニュースを見て

何かした方がいいのは分かるけれど、何から始めればいいの?
と感じていませんか?
前の記事では、PHPの役割や、ホームページに弱点が見つかると何が問題になるのかを、お店に例えて説明しました。

今回は、私が利用しているレンタルサーバー「エックスサーバー」の対応状況と、WordPressを使う私たちが確認したいことをまとめます!!!
サーバー会社が対応することと、自分たちで続ける管理を、分けて考えてみましょう。
※この記事は2026年10月27日時点の情報です。レンタルサーバーの「エックスサーバー」を前提としております!
① まずは、エックスサーバーの対応状況を確認する
お店の鍵に不具合が見つかったとき、自分で鍵を分解して直す必要はありませんよね。まずは管理会社や専門の人に、修理が必要か、対応が済んでいるかを確認すると思います🫡
ホームページも同じです!!

あなたが契約しているサーバー会社さんに確認をしましょう☺️
エックスサーバーは、今回のPHPの脆弱性について、2026年10月26日までに、対象となるすべてのサーバーへの修正対応が完了したと発表しています。
② WordPress・テーマ・プラグインの更新を放置しない
サーバー側の修正が済んでいても、サイト側のお手入れは必要です!
- WordPress本体:記事の投稿やサイト管理の基本となる仕組み
- テーマ:見た目や表示に関わるもの
- プラグイン:お問い合わせなどの機能を追加するもの
お店で例えるなら、建物の設備を管理会社が修理してくれても、お店の中の設備は自分たちでも点検するようなイメージです。
更新の案内が出ていたら、内容を確認し、必要な更新を進めましょう。
- 更新前にはバックアップを取る
- 更新後はページの表示や、予約・お問い合わせの動作を確認
自動更新を利用する場合も、任せきりにせず、サイトの状態を確認する習慣をつけたいですね。
操作に不安がある場合は、そのまま放置せず相談しましょう!
③ 使っていない機能や、古いサイトを整理する
使っていないプラグインやテーマが残っていないか確認します!!
ただし、「知らない名前だから」と削除すると、必要な機能まで消してしまうことがあります。
不要だと確認できたものを整理することが大切です。 分からないものは、確認してから進めましょう。

④ バックアップは「あるか」だけでなく「戻せるか」まで確認する
バックアップは、サイトに何かあったとき、元に戻すための控えです。
エックスサーバーには、サーバー上のデータを毎日自動でコピーし、一定期間保存する機能があります。
*ただし、保存期間などは利用環境によって異なるため、自分の契約で確認必須!
- 何が保存されているか
- 何日前の状態まで戻せるか
- 復元する方法と費用
- 誰に復元を依頼できるか
WordPressを元に戻すには、画像などのファイルと、記事や設定を保存している「データベース」の両方が基本的に必要です!!
変更・更新の前には、直前のバックアップを取っておくと安心です♩
プラグインを使ったバックアップを、お渡しした動画手順にそって行っていただければ問題なしです♡!
⑤ パスワードとログイン方法を見直す
WordPressだけでなく、サーバー、ドメイン、メール、予約サービスのアカウントも大切です。
- パスワードを使い回さない
- 長く、推測されにくいものにする
- 利用できるサービスでは二段階認証を設定する
- 使っていない管理者アカウントを整理する
- 不審なメールのリンクからログインしない
二段階認証とは、パスワードに加えて、スマートフォンなどで本人確認をする仕組みです。
なお、これらはログインを守るための対策です。PHPの弱点そのものを直す対応とは、役割が異なります。

⑥ お客様の情報の保存先を把握する
予約フォームやお問い合わせフォームを使っている方は、回答がどこに保存されているか確認しましょう。
UTAGEなどの外部サービスで受け付ける方もいると思います。
ホームページは案内に使い、予約やお問い合わせは外部サービスにつなぐ構成は、WordPress側に保存する情報を減らす選択肢になります!!
ただし、外部に預けた情報にも管理は必要です。
次のことを確認してみてください。
- 必要以上の個人情報を集めていないか
- 回答はどこに保存されるか
- 誰が閲覧できるか
- 不要になった情報をいつ削除するか
お客様の書類が、お店の棚にも、自宅にも、別の保管場所にもあったら、すべての管理が必要ですよね。
デジタルの情報も同じように、保存先を把握することから始めましょう。
⑦ AIや外部サービスとの連携を見直す
フォームの回答を別のツールに送ったり、AIで文章を整理したりする仕組みは、仕事を助けてくれます。
こうしたサービス同士の情報のやり取りに使われるものの一つが「API」です。
便利な一方で、連携先が増えると、確認する保存先や権限も増えます。
大切なのは、必要な連携を、管理できる範囲で使うことです。
- 何のために連携しているか
- どの情報を渡しているか
- 相手のサービスに、どこまで操作を許可しているか
- 使わなくなった連携が残っていないか

全部を一人で抱えなくて大丈夫
ここまで読んで、「確認することが多いな」と感じた方もいるかもしれません。
まずは、次の5つから始めてみてください。
- エックスサーバーの公式案内を確認する
- WordPressなどの更新状況を確認する
- バックアップと復元方法を確認する
- お客様の情報の保存先を把握する
- 困ったときの相談先を決めておく
もし、見覚えのないページや管理者が増えた、予約先が勝手に変わっているなどの異変があれば、画面や通知を記録し、サーバー会社や保守担当者へ早めに相談しましょう。
原因を確認する前に、むやみにファイルを削除したり、バックアップで上書きしたりしないことも大切です。
ホームページは、作って終わりではなく、お客様と事業をつなぐ大切な場所です。
専門的な作業は専門家に任せながら、自分でも状況を確認できるようにする♩
安心して使い続けるために、できるところから、小さな確認を重ねていただければなと思います☺️